《リング》カルティエ、2013年 個人蔵 Yuji Ono © Nikkei_Cartier 2019

Cartier, Crystallization of Time

Cartier, Crystallization of Time

カルティエ、時の結晶


2019.10.02 Wed. – 12.16 Mon.

国立新美術館 企画展示室2E
  • 主催 : 国立新美術館、日本経済新聞社
  • 特別協力 : カルティエ
  • 後援 : 在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
  • 協賛 : 大成建設、山元
  • 協力 : 川島織物セルコン、宇都宮市 / 大谷石材協同組合、ザ・ユージーン・スタジオ
  • 会場構成 : 新素材研究所

展覧会について

はかりしれない時間を経て生成され奇跡的に見出された宝石と、世界各地の自然物や人々が育んできた文化など万物から着想を得たデザインが、卓越した職人技術によって結実したカルティエの宝飾—それはいわば世界の縮図であり、地球や文明との時空を超えた対話であるといえます。
本展では、「時間」を巡る想いや哲学を根底に持ちつつ、「プロローグ」に続く「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という各章を追いながら、カルティエの革新的なデザインの世界を探求します。
これまでカルティエは様々な都市で30回以上もの展覧会を開催してきましたが、今回初めての試みとして、特に1970年代以降の現代作品のデザインに焦点を当て、カルティエが過去に制作した歴史的作品を収蔵する「カルティエ コレクション」*1とともに展示します。また、普段は目に触れることのない「個人所蔵」の作品も世界中から厳選。展示では、それぞれの作品の、時を超えた作品相互の関係に注目し、ある場面では対比的に、またある場面では時系列的に配置しながら、作品と作品の関係性を紐解けるような展示を行います。それは一つ一つの星が互いに関係性を保ち、宇宙を構成することに例えられるでしょう。
この展示の会場構成を手がけるのは新素材研究所/杉本博司+榊田倫之*2。「時」を意識し回遊する展示空間が創出され、新たな鑑賞体験に誘います。
    《大型の「ポルティコ」ミステリークロック》
    カルティエ パリ、1923年
    ゴールド、プラチナ、ロッククリスタル、ダイヤモンド、コーラル、オニキス、ブラックエナメル
    カルティエ コレクション
    Marian Gérard, Collection Cartier
    © Cartier
    《「トゥッティ フルッティ」ネックレス》
    カルティエ パリ、1936/63年
    プラチナ、ホワイトゴールド、ダイヤモンド、サファイア、エメラルド、ルビー
    カルティエ コレクション
    Nils Herrmann, Collection Cartier
    © Cartier
    《ヘッドオーナメント》
    カルティエ パリ、1902年
    プラチナ、ダイヤモンド
    カルティエ コレクション
    Nils Herrmann, Collection Cartier
    © Cartier
    《ネックレス》
    カルティエ パリ、1986-87年
    ゴールド、イエローダイヤモンド、ダイヤモンド、エメラルド、オニキス
    カルティエ コレクション
    Nils Herrmann, Collection Cartier
    © Cartier

*1 「カルティエ コレクション」

1970年代、カルティエはメゾンの歴史とその創作の芸術的な発展の証となるコレクションの収集を決断します。ジュエリー、時計など価値のある作品が収集され、1983年に「カルティエ コレクション」として正式に創設されました。
現在「カルティエ コレクション」は1860年代から1990年代の作品で構成されています。
これらの作品はカルティエの170年を超える歴史の資材調書としてだけでなく、19世紀末からの宝飾芸術と社会の進化の広い歴史をたどる資料としての役目も果たしており、その多彩な広がりは、カルティエの長い創造の歴史を映し出します。
現在の収蔵作品数は3,000点を超え、さらに増え続ける「カルティエ コレクション」は、世界中の美術館の熱い注目を集めてきました。パリのプチパレにて1989年に最初の大規模な展覧会が開かれて以来、「カルティエ コレクション」から選ばれた作品は、これまでニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドンの大英博物館、モスクワのクレムリン美術館、北京の紫禁城内故宮博物院、東京国立博物館・表慶館やパリのグランパレといった、世界でも有数の展示施設・文化機関で展示されています。

*2 新素材研究所

新素材研究所は、現代美術作家の杉本博司(1948- )と、建築家の榊田倫之(1976- )によって2008年に設立された建築設計事務所です。彼らはその名称に相反するかのように、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を研究し、それらの現代における再解釈と再興を活動の中核に据えています。「旧素材こそもっとも新しい」。近代化の中で忘れ去られようとしている技術を伝承し、さらにその技術に磨きをかける。全てが規格化され表層的になってしまった現代の建築資材に異を唱え、扱いが難しく、高度な職人技術を必要とする伝統的素材にこだわる。杉本博司と榊田倫之は、時代の潮流を超越したところで、旧素材を扱った建築をつくることこそが、いま最も新しい試みであると確信し、設計に取り組んでいます。
http://www.shinsozai.com

チケット・前売券情報

  • 当日
    前売 / 団体
  • 一般
    ¥ 1,600
    ¥ 1,400
  • 大学生
    ¥ 1,200
    ¥ 1,000
  • 高校生
    ¥ 800
    ¥ 600
  • 表示価格は、すべて税込価格です。
  • 団体券は国立新美術館でのみ販売(団体料金適用は20名以上)。
  • 中学生以下は入場無料。
  • 障害者手帳をご持参の方(付き添いの方1名含む)は入場無料。
  • 高校生無料観覧日については追って発表します。

前売券発売期間

2019年7月3日(水)~10月1日(火)
  • 国立新美術館では9月30日(月)まで。
  • 10月2日(水)以降は当日券の販売。

チケット販売場所

  1. 国立新美術館(開館日のみ)
  2. 各種プレイガイド
    (手数料がかかる場合があります)

お問い合わせ

03-5777-8600 (ハローダイヤル)